虫を潰す、潰さない…か

家に出てきた虫を遠慮なく潰すという方もいらっしゃいますが、むやみに虫を潰すことは出来るだけ避けた方が良いと思われます。

特にゴキブリの内臓には赤痢菌、サルモネラ菌等々何10種類ともの菌が存在している可能性があるからです。

調理する台所では、潰すことによってお腹の中にある菌が食材等々にも下手をすると触れてしまいかねません。

したがって感染リスクを減らすためにも虫をむやみに潰すことは控えたほうが無難であります。

それによって辛い食中毒になることもあるのです。

体験者としての話しですが、ある喫茶店で飲み物を注文した際、ストローを包んでいる紙包みに小さな虫(ゴキブリの幼虫)が潰れて付いておりました。

ちょっと…と思いながらお店の店員さんをわざわざ呼ぶのも嫌だな…と思いまして(この飲み物はお店で開催していたレシート番号の抽選で当たった無料サービスの飲み物でありました)

 虫が潰れて付いているところはストローを包んでいる紙包みの外側なので、ストローを袋から出して拭いて飲み物を飲みました。(友達とお店に来ておりましたので会話を遮らないために浅はかな対応をしてしまいました)

しかし、それから自宅に帰ってからが地獄でした。

急にお腹が痛くなり、吐き気が止まらなく七転八倒でありました。

幸い自宅の隣が医院ということもあり、診察してもらうとやはり食中毒ということであり下剤を処方してもらいました…しかし約2日間はお腹の痛みに悪戦苦闘となりました。

3ミリくらいの小さな虫でしたが、恐るべき菌を保有していたのです。

小さな虫だから‥と侮らないで、虫を簡単に潰すということは控えたほうが無難であります。

そこで虫を潰さずにキャッチするのが、虫とり器(虫フレズニー)となります。子供さんでも簡単に生きている虫や死んだ虫を潰さずに捕獲することが出来ます。